のらねこ様、カレシ仕様



リビングに入るなり服を脱げと命令された。


微妙に固まる俺にオンナはあくまで屈託ない。



「あはは。裸なんて薫ので見慣れてるんだから気にしない気にしない。」



ちっ・・・・オトコノコとしての意識まるでナシかよ・・・。




そんで服脱いだら、どこからともなく猫集まってくるし。

つか、何で何気に懐かれてんだ、俺は・・・。



ネコ達の仲間扱いに、ちょっとニンゲンのプライド傷つくし・・・。










柔らかな指が優しく傷を撫でていく。


やっぱコイツに触られてもイヤな気分しない。







つか、寧ろ心地よい。
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