のらねこ様、カレシ仕様
3 in 学校
学校の授業はほぼ寝て過ごす。
俺眠り病なのか・・・幾ら寝ても眠いし。
俺の周りには誰も近寄らない。
鬱陶しいから誰も寄らせない。
「おい。」
ふとあることが気になって、俺は久々に声を発してみた。
すると隣に座っていたアオキが
「はいっ!?」
と言って飛び跳ね、俺の脇に直立不動する。
コイツ、
なぜか俺を慕う忠犬みたいなヤツ。
ちょっと怯えたような、それでいて嬉しそうな顔。
・・・俺に命令されんのそんなにウレシイ?
キショイし・・・・。