のらねこ様、カレシ仕様
私の存在に気付いた薫がげっと顔を引きつらせる。
ああ・・・
オネエチャン、ここは懐のデカさの見せ所だわ。
「べ、別にいいのよー。
今はけけけ、結婚も出来るしー?
二人が本気なら、たとえ世間様が白い目で見てもオネェチャンは見方よ。応援するわぁー・・・あは・・・あはは。」
さすがにショックが覆いきれず
棒読みになってしまったケド・・・
「うわーっっ!誤解したまま爆走すんなーっ!!」