のらねこ様、カレシ仕様


足のむちっと感が無性に恋しくなった俺は

のろっと床を移動して、ヒナタの足に擦り寄った。




にしても、明日、あのオンナトモダチ二人とでも出掛けんのか?



・・・・チッ、


ヒナタとマッタリ過ごしたかったのに・・・




でも、トモダチはタイセツだしなっ。



俺って心広い♪





皿の片付けをしていた番犬と目があって、番犬がにやっと笑う。







「合コンだとよ。」






・・・はぁ、



合コンな。
















・・・て!





それが本当なら、オマエはナニ悠長に構えてんだ!







ここぞとばかりに番犬ぶりを発揮しろっつーの!!

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