7つ上の翔太先生。2
今日も…どうせ、来ないだろうな……。


久しぶりの…楽しみじゃない水曜日、


親には…塾に行くな。と止められた……だけど、もしかしたら…先生がいるんじゃないか、って期待する自分が居る。



もう、この気持ちに……バイバイしなきゃ。




いつまでも、いつまでも…追いかけてちゃ、駄目だ。


新しい恋…見つけよう。


そう考えるだけで涙が出てくる、――悔し涙。



「こんにちは、」


と今日は早めの塾。


塾を早く閉めちゃうんだって…塾長が言っていた、




重い足を置くの部屋へ運んだ。


嫌だな…勉強、

どうせ、会えないのに、

期待するのはやめよう、







「えっ?」














そこには大好きな、大好きな……



ずっとずっと待ち続けていたあの笑顔があった。





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