7つ上の翔太先生。2
私は暗闇の中にいた、


そこには私と、先生、…知らない髪の長い女の人。


「先生???どこに行くんですか??」


「俺……北海道、実家に帰ることにした。」


先生は大きな鞄を持って…女の人と遠くへ歩いていくのが見える。


「せ、先生!!!!待ってください!!!」


「ごめんね、萌依ちゃん。今までありがとう。」



「先生…先生!!!!私好きなんです!!!」



「ごめん。」



どんどん先生が遠くなっていく、

先生とその女の人はニッコリ笑って手を繋いだ。



私はありえないぐらいの涙が目から出ている……


「待って!!!!待って!!!先生!!!!!!!」



先生とその髪の長い女の人は…私を睨みつけて、先生と手を繋いでいた。


あの人は誰????












先生!!!!!!!

チャチャチャチャー


「………ん……」

と私は寝返りを打って、ケータイのアラームを消した。











「はぁ……夢…か。」


私の目から涙が出ていた。








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