7つ上の翔太先生。2
ベットに寝転がったまま、伸びをした。


ゴンッ


「いてぇ……、」


手が痺れる……昔からドジっ子は変わらない…、


白いコンパクトなサイズのケータイを開いた。


「えっ?!うそ…!?」


時計の8時を指していた、


ベットから即座に立ち上がった。


こういうときによって、朝会があったりする。



私の学校はジャージ登校できる学校だから、

毎日制服なわけじゃない。




朝から騒がしい部屋……



こんなときだけ先生を少しだけ…忘れさせてくれる、




水筒にお茶を入れて、弁当のおかず…、


もう、いいっ。冷凍食品に頼ろう、

と適当なお弁当も完成した。



こんなとき、先生がお兄ちゃんだったら…


『萌依、もう…全く……朝が弱いんだから。俺が弁当作っておいたからな。』



なんて言ってくれるのかな??



ふとリビングの時計を見ると、時計が8時20分を指していた、





「やばっ。」




リュックにお弁当と水筒を入れて、家を出た。













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