7つ上の翔太先生。2
「うわぁ…大きい………。」
大阪城を目の前にして、私は言葉が漏れた。
先生と…いつか大阪来たいな……。
「萌依ー!」
と遠くで私の名前を呼ぶのは瑠璃。
「大丈夫ーー??」
あまり大声を出せない……
いつもなら大きな声を出して、『だいじょーぶーー!!』と言いたい。
私は大きく頷きながらVサインを送った。
「向こうにきっと先生たちいるから、行こうか。」
「あっ、はい。」
でも、まだ先生たちは宝探しの途中。
皆は暗号を元に、宝探しゲームをしている。
"私もやりたかったな…"
「来たよ、」
2列に並んだ3年4組のメンバーが私のことを一斉に見る。
この一斉に見られる感じ……嫌だな…………。
「行っておいで、」
「はい。」
と私はさりげなく4組に混じった、
案の定、友達には『大丈夫?』なんていわれる。
大丈夫じゃないから…さっきぶっ倒れてたんだってば。
そのぐらい気づけよ、なんていえるはずも無くて。
「うん、まあまあかな。」
とまた自分を作る。
大阪城を目の前にして、私は言葉が漏れた。
先生と…いつか大阪来たいな……。
「萌依ー!」
と遠くで私の名前を呼ぶのは瑠璃。
「大丈夫ーー??」
あまり大声を出せない……
いつもなら大きな声を出して、『だいじょーぶーー!!』と言いたい。
私は大きく頷きながらVサインを送った。
「向こうにきっと先生たちいるから、行こうか。」
「あっ、はい。」
でも、まだ先生たちは宝探しの途中。
皆は暗号を元に、宝探しゲームをしている。
"私もやりたかったな…"
「来たよ、」
2列に並んだ3年4組のメンバーが私のことを一斉に見る。
この一斉に見られる感じ……嫌だな…………。
「行っておいで、」
「はい。」
と私はさりげなく4組に混じった、
案の定、友達には『大丈夫?』なんていわれる。
大丈夫じゃないから…さっきぶっ倒れてたんだってば。
そのぐらい気づけよ、なんていえるはずも無くて。
「うん、まあまあかな。」
とまた自分を作る。