7つ上の翔太先生。2
「はぁ……。」


私は昔からそうだった。

絶対に恋愛関係でからかわれることが多かった。

それは今でも変わらない、


どうして…そうやって人をいじめるの?


人の嫌がることをやっていてそんなにも楽しいの?




――先生………助けて…。







憂鬱なまま朝を迎えた。


「おはよう……。」


「おはよー。」


と挨拶をすれば挨拶が返ってくる。


今日の朝も豪華な食事が並んでいた。


なんとしてでも食べなきゃ。


これ以上迷惑をかけられない。


「どう?調子は。」


担任の先生に私は話しかけられ、



「…普通です。」


と答える。


本当は心も少し傷ついていて、体調もよくなかった。


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