誓いの言葉・社会人編
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瞳の様子も心配だけど
俺だって不安なんだ


俺が卒業するまでまだ3年もある…もし瞳が遠い所に配属になったら、どうやって気持ちを繋いで行けば良いのだろう


それに、アイツの職場は男ばかりだし
……俺……こんな性格だったか?
俺の方が全然余裕ねぇ


ベットに横になりながら
さっきから考え過ぎて眠れない
結局は堂々巡りで
自分の考えもまとまらない
こんなんじゃ瞳を不安にさせるだけだ…


俺は枕元の電気を付け1冊の雑誌を手にとった


そこには以前瞳が行きたいと言っていた場所が載っていた


…………
……


卒業式の後渡すつもりで用意したソレを
ここで渡そう


夜中だったけれど
俺は智也にメールをした
冷やかされるだろうが
今からじゃアイツを頼るしかねぇし
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