誓いの言葉・社会人編
卒業式の前に家族に電話を入れると
「当日は必ず行くからね」
と由美子さんに言われた
おじさんも、遠方なので月曜日は仕事を休んで日曜日の式典に出席してくれると言ってくれた
田崎さんには電話で卒業の報告をして、智也君にも電話してみたけれど繋がらなかった
------私がそれとなく省吾の話を聞いても、曖昧な返事を返して誰も詳しい話をしてくれない
私を気遣かってくれてるの?
心にモヤモヤしたものを残し卒業式当日を迎えた
----------
礼服に身を包み
白手を付けて
沢山の思いが詰まった教場とも今日が最後
最後に教官から厳しくて暖かい言葉を貰い、涙ぐむ場面も笑いに変え私達は式典会場に移動する
途中教官に呼び止められた
「佐久間。無事卒業できて良かったな…一時はどうなるかと思ったぞ」
「え!」
「ふさぎ込んでいた時期あっただろ?もう大丈夫か?」
「………はい。」
よしよし と、肩をポンッと叩かれ列に並ぶ
教官にバレていたんだ
「当日は必ず行くからね」
と由美子さんに言われた
おじさんも、遠方なので月曜日は仕事を休んで日曜日の式典に出席してくれると言ってくれた
田崎さんには電話で卒業の報告をして、智也君にも電話してみたけれど繋がらなかった
------私がそれとなく省吾の話を聞いても、曖昧な返事を返して誰も詳しい話をしてくれない
私を気遣かってくれてるの?
心にモヤモヤしたものを残し卒業式当日を迎えた
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礼服に身を包み
白手を付けて
沢山の思いが詰まった教場とも今日が最後
最後に教官から厳しくて暖かい言葉を貰い、涙ぐむ場面も笑いに変え私達は式典会場に移動する
途中教官に呼び止められた
「佐久間。無事卒業できて良かったな…一時はどうなるかと思ったぞ」
「え!」
「ふさぎ込んでいた時期あっただろ?もう大丈夫か?」
「………はい。」
よしよし と、肩をポンッと叩かれ列に並ぶ
教官にバレていたんだ