誓いの言葉・社会人編
着任初日

指定された時間に署に出勤した
前日のうちに更衣室の鍵を預かり制服に着替え


今は一緒に着任する他の新人と一緒に署長室にいる


署長さんは56歳と言っていた

「佐久間君は自分の娘より若いなー平成生まれなのかー」

と、さっきからそればっかり

同期の山縣君も苦笑いしていた

ここの署にはB区分(高卒以上)の同期が5名配属されて、年齢は私と山縣君が19歳。他は皆さん年上で30歳で2児のパパさん斎藤さんが最高歳

同じ駅前交番に配属になる山縣君とは反対番になるみたい

同期がいて安心だけど、皆男性だし年齢は違うしで少し不安になった

警察官としての心構えや基本的なお話を聞いていよいよ全署員の前で着任の挨拶をする事になった

急に緊張し始めて顔が強張っていたのか副署長に

「ほれ リラックス!!」

と、肩を叩かれた

いよいよ始まるんだ!
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