誓いの言葉・社会人編
「安西先輩! ありがとうございます。是非お願いします」


「今日は瞳ちゃんの歓迎会しようと思うの。夕飯は私達と付き合ってね」


「え!ありがとうございます」


「じゃあ 私は2時に上がるから、瞳ちゃんが夕方帰ってきたら部屋に迎えに来て?」


「はい!ありがとうございます」


やったー
先輩達に沢山聞きたい事あるんだよね
冷蔵庫もカラだし…


廊下でそんな会話をしていると


「お?一人前に見えるお巡りさんだー」


聞き覚えのある声にギョッとして振り返ると、私服に着替えた田崎さんが声をかけてきた


「あっ………お疲れ様です


「どうだ?念願のケーサツ官になった今の気分は」


「覚える事沢山で…すっかりご無沙汰していてすいませんでした。
これからもよろしくお願いします」


私は頭をペコッと下げ挨拶をしたら


--------ベシッ!


「な 何するんですか!叩く事無いでしょう!」


「バーカ お前気合い入り過ぎ 仕事覚えるのはもちろんだが、体鍛えておけよ!」


「はぁ………」


「わかってねーな…竹刀の手入れしとけよ!じゃーなー」


「はぁ?」


何で竹刀なの?
嫌な予感がする…ブルッ
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