誓いの言葉・社会人編

◇省吾side


瞳を迎えに佐久間家のインターフォンを鳴らす


出迎えてくれたのは由美子さんでいくら許可をもらっているとはいえちょっと気恥ずかしい


｢あ…おはようございます。明日まで瞳さんをお借りします｣


｢良いな〜私も行きたいな！あの子我が儘言わないで来た子だから…もっと周りの子の様に色々連れて行きたかったけれど、直ぐに航が産まれたから…

省吾君よろしくね。貴方に出会って瞳ちゃん変わったから…徹も喜んでるし…

私達は省吾君に感謝しているのよ？だから…この前省吾君を困らせる事言ってしまって…悪気は無いのごめんなさいね｣


｢いいえ…当たり前です。でも、俺は真剣なんで…あと3年待って下さい。
親のスネかじってる身では……｣


｢も〜っ！ 真面目なんだから！｣


由美子さんが笑って俺の肩を叩いていると
瞳が２階から降りてきた