誓いの言葉・社会人編
翌日徹さんと俺は警察学校に向かった



市の中心部よりおよそ車で30分程離れた広大な敷地に瞳がいる警察学校が建っていた



宿泊施設もあるだけに、予想より大きな建物に少し圧倒される



駐車場には既に多くの車が停まり、ナンバープレートの文字を見ると様々な所から来ている事を知った



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受付時間になり出席者が次々と校内に入って行った



受付で徹さんが書類を提出し、パンフレットを受け取っている間玄関に貼られているポスターに目をやる



俺も警察官になりたくて高校生の頃勉強したっけ…



当時の事を思い出していると



「あら?省吾君じゃない?」


いきなり呼ばれて振り向いた先には
大学の先輩のお母さんが立っていた
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