誓いの言葉・社会人編
「あ…ありがとう
手紙書くね!でも省吾さんからの手紙はどうしようかな…欲しいけれど…」



「あ〜それなんだけど、田崎さんの話だと学校宛てに手紙を送る事になるらしいからね…


朝礼の時に担任から皆の前で渡されたりするらしいから……


ちょっと恥ずかしいだろ?
"彼氏からラブレターか?"とか言われたら嫌だろ?


俺的には、牽制の意味でやっても良いけどさ

まぁ由美子さんに頼んで上手くやるよ
差し入れの中に入れてもらったりして…」



そんな話しをしていると、あっという間に時間が過ぎた

別れ難いけれど仕方が無い

ちょっとだけ軽く抱き寄せ次の再会を約束して俺達は別れた



けれど


会えない…と言う状況がこんなにもお互いを不安にさせるなんてこの時はそんなに深く考えもしなかった
< 65 / 200 >

この作品をシェア

pagetop