あの花畑の天使
りんごは歩きだしてはしゃがみこみ、

花を摘んではまた歩き・・・10分位それを続けて、

摘んだ花が両手一杯になると

僕の方へ来て楽しそうに遊んでいた・・。

りんご「お兄ちゃん!この場所!プレゼントでくれた絵本の・・あの花畑みたいだね!」

僕は「うん!そうだろう!」

りんご「天使さんいないかなぁ・・」

と、りんごが呟いてまた、

花を摘みに走って行った・・。

友達が僕を呼ぶ声がして・・

友達の方を見ると、あの時僕がしたかのように・・

病院の方へ向かってみんなが叫んでいた・・。

「やっほー!」

「おーい!」

「かぁちゃーん!」

「バカヤロー」

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