君だけに夢をもう一度 ~完結編~
「中田と話しがあって、ここで待ち合わせをしているんだ。それが終わるまで、彼女を頼む」
正和が、竹中に理由を言って、敦子の方に行く。

「今日は迎えに行けなくて、すまなかった。どうしても用事があって・・・・・・」
正和が、敦子に対して、すまなそうに言う。

「気にしないで・・・・なんだったら、明日でも会いましょう。私、今日はホテルに帰るわ」
敦子は、正和が何か複雑なことを抱えているように思えた。そのことを気づかった。

「そんなことしなくても・・・・・・」
急に竹中が、正和と敦子の間に入ってきた。












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