君だけに夢をもう一度 ~完結編~
「いただきます」
敦子がグラスに口をつけた。
「私も飲もうかな」
静香もグラスにコーラを入れる。
「ひとつ聞いてもいいですか? 」
敦子が興味深い顔で尋ねた。
「何? 」
静香がキョトンとする。
「お孫さんの名前は、どうして栞ちゃんと名付けたんですか? 」
「名前の由来ね。真紀子のお腹の中にあの子がいた時、よくサザンオールスターズの音楽を聞いていたのよ。それで、『栞のテーマ』という歌の歌詞の中に出てくる女性が、なんか清潔感があって素敵なイメージだったんで、生まれてくる女の子が、そんなふうに育ってほしいという願いで名付けたのよ。歌の歌詞から、名前をつけるなんて変だと、私は言ったんだけどね・・・・・・・」
静香は懐かしそうに言う。
「そうだったんですか・・・・・・・」
敦子は納得したように言った。
敦子がグラスに口をつけた。
「私も飲もうかな」
静香もグラスにコーラを入れる。
「ひとつ聞いてもいいですか? 」
敦子が興味深い顔で尋ねた。
「何? 」
静香がキョトンとする。
「お孫さんの名前は、どうして栞ちゃんと名付けたんですか? 」
「名前の由来ね。真紀子のお腹の中にあの子がいた時、よくサザンオールスターズの音楽を聞いていたのよ。それで、『栞のテーマ』という歌の歌詞の中に出てくる女性が、なんか清潔感があって素敵なイメージだったんで、生まれてくる女の子が、そんなふうに育ってほしいという願いで名付けたのよ。歌の歌詞から、名前をつけるなんて変だと、私は言ったんだけどね・・・・・・・」
静香は懐かしそうに言う。
「そうだったんですか・・・・・・・」
敦子は納得したように言った。