君だけに夢をもう一度 ~完結編~
正和は、『チャコ』という美容院の前で車を停めた。
その店は、小田が経営する店だった。
「送ってくれてありがとう。じゃ、また後でね」
小田が礼を言って、車から降りようとした時だった。正和の携帯電話から、サザンの『エロティカ・セブン』が流れた。それは、着信メールだった。
次に小田の携帯電話から、サザンの『勝手にシンドバット』が流れた。それも、着信メールだった。
正和も小田も、メールの送信者は敦子だった。
『迷惑かけてごめんなさい。また後で連絡します』と、二人とも同じ内容のメールだった。
正和は、朝から敦子の携帯電話に呼び出しをしてみたが、連絡が取れないことが内心は気がかりだった。メールがあったことで案心した。
正和は自宅に帰り着いた。
自宅は、正和が経営する雑貨店の店舗と住居が一緒になっている。
自宅裏の駐車場に車を停めて、店先の前に来た時だった。
「あの・・・・・・」
正和の後ろから声がした。
振り返ると、小野寺が立っていた。
その店は、小田が経営する店だった。
「送ってくれてありがとう。じゃ、また後でね」
小田が礼を言って、車から降りようとした時だった。正和の携帯電話から、サザンの『エロティカ・セブン』が流れた。それは、着信メールだった。
次に小田の携帯電話から、サザンの『勝手にシンドバット』が流れた。それも、着信メールだった。
正和も小田も、メールの送信者は敦子だった。
『迷惑かけてごめんなさい。また後で連絡します』と、二人とも同じ内容のメールだった。
正和は、朝から敦子の携帯電話に呼び出しをしてみたが、連絡が取れないことが内心は気がかりだった。メールがあったことで案心した。
正和は自宅に帰り着いた。
自宅は、正和が経営する雑貨店の店舗と住居が一緒になっている。
自宅裏の駐車場に車を停めて、店先の前に来た時だった。
「あの・・・・・・」
正和の後ろから声がした。
振り返ると、小野寺が立っていた。