永遠の願い
なのに、隣がうるさい。

横を見ると、啓がこっちに向かって歩いてる。

何で!?

しかも隣に寝るし…

「どうした?」

って聞いたら、

ふてくされながら、

「あいつが邪魔するんだよー」

って言った。

またあいつの悪戯か。

!?…

ていうか、手、手当たってるって。

引っ付くの嫌いなんやってー

すると、啓が

「未来の手あったけぇ~」

って言った。

カイロずっと持ってたからなー

でも、いつまで続くの?

早く終わってくれんと…


「はい、そろそろ戻るよー」

先生が声を上げた。


よかったー

これ以上隣に居られたら、

困るし。


とりあえず上着は返した。

けど、怜に冷やかされた。

「なんかいい感じやったな」

言われると思った。
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