歳の差レンアイ、似た者同士。
オペが終わって時計を見ると、夜11時をまわっていた。
医局に戻ると、自分のデスクに座って宙を仰ぐ道重。
……!!
白目むいてるしっ!?
「みちしげぇぇ!?」
揺さぶってみる。
「…んぉー…寝てた…」
「過労死寸前かと思ったし!!」
「やべぇ…こんな時間かよ」
「柚希ちゃん(嫁)待ってんじゃね?」
「…まぁ先に寝てんだろ」
なんだその哀愁漂う感じは!?
ため息とかついてるし。
わからなくもないけどさ。
ヨメ命だもんな、お前。
「伊崎はいいよなぁ…」
「なにが」
「将来は実家継ぐんだろ?超安泰じゃん」
「代わってやろっか?実家に早く帰って来いってうるせーし。見合い話も出してくるんだぜ?」
「いいじゃん、結婚したら?相手も仕事のことわかってんだろうし」
結局そこだよな…。
忙しいことをちゃんと理解してくれる人じゃなきゃ。
研修医のときに付き合ってた彼女は、当直の度に“浮気してんでしょ!?”って問い詰められた。
夜中じゅう病院内を走り回ってたっつーのにさ…。
そんなわけで、とりあえず付き合うにしても束縛女は無理だな。
医局に戻ると、自分のデスクに座って宙を仰ぐ道重。
……!!
白目むいてるしっ!?
「みちしげぇぇ!?」
揺さぶってみる。
「…んぉー…寝てた…」
「過労死寸前かと思ったし!!」
「やべぇ…こんな時間かよ」
「柚希ちゃん(嫁)待ってんじゃね?」
「…まぁ先に寝てんだろ」
なんだその哀愁漂う感じは!?
ため息とかついてるし。
わからなくもないけどさ。
ヨメ命だもんな、お前。
「伊崎はいいよなぁ…」
「なにが」
「将来は実家継ぐんだろ?超安泰じゃん」
「代わってやろっか?実家に早く帰って来いってうるせーし。見合い話も出してくるんだぜ?」
「いいじゃん、結婚したら?相手も仕事のことわかってんだろうし」
結局そこだよな…。
忙しいことをちゃんと理解してくれる人じゃなきゃ。
研修医のときに付き合ってた彼女は、当直の度に“浮気してんでしょ!?”って問い詰められた。
夜中じゅう病院内を走り回ってたっつーのにさ…。
そんなわけで、とりあえず付き合うにしても束縛女は無理だな。