歳の差レンアイ、似た者同士。
袋をぶら下げてコンビニを出ようとした、その時。
「先生、何してんの?」
雑誌コーナーから、聞き覚えのある声。
なっ…!!?
「何してんのはコッチのセリフだ!!高校生がこんな夜中に出歩いていいと思ってんのか!?」
荻原紗英…!
下はジャージに上はTシャツ姿、足元はサンダル。
どっからどう見てもイケてないセンス、なのに、“着こなしてる”と見えるのは26歳にして老眼か?
「いいじゃん、家すぐそこだし」
「そーいう問題じゃねぇだろ…」
「先生って私服着てると医者に見えないねー。浪人生みたい!」
ジャージ女に言われたくねーし。
日付はとっくに変わった夜中なのに、このハイテンション、どーなの?
「せめて大学生って言えよ」
「違う違う、ちょっと疲れてる感じが浪人生みたいって」
ズバリ言われて納得する。
そうか…
って!
違うだろ!!
「明日学校じゃねーの?」
「うん」
「起きれんのか?」
「…そういう先生こそ、明日も仕事なんでしょ?」
「オレはいいの、慣れてっから」
「私も慣れてるもん」
「はぁ?」
オレも高校生くらいの時、夜更かししてた時期もあったけど。
でもさ。
君、一応療養中なんだから…
「先生、何してんの?」
雑誌コーナーから、聞き覚えのある声。
なっ…!!?
「何してんのはコッチのセリフだ!!高校生がこんな夜中に出歩いていいと思ってんのか!?」
荻原紗英…!
下はジャージに上はTシャツ姿、足元はサンダル。
どっからどう見てもイケてないセンス、なのに、“着こなしてる”と見えるのは26歳にして老眼か?
「いいじゃん、家すぐそこだし」
「そーいう問題じゃねぇだろ…」
「先生って私服着てると医者に見えないねー。浪人生みたい!」
ジャージ女に言われたくねーし。
日付はとっくに変わった夜中なのに、このハイテンション、どーなの?
「せめて大学生って言えよ」
「違う違う、ちょっと疲れてる感じが浪人生みたいって」
ズバリ言われて納得する。
そうか…
って!
違うだろ!!
「明日学校じゃねーの?」
「うん」
「起きれんのか?」
「…そういう先生こそ、明日も仕事なんでしょ?」
「オレはいいの、慣れてっから」
「私も慣れてるもん」
「はぁ?」
オレも高校生くらいの時、夜更かししてた時期もあったけど。
でもさ。
君、一応療養中なんだから…