歳の差レンアイ、似た者同士。
ここはビシっと医者らしく注意すべきところでしょ。
「そうやって夜更かししてっから通学中に体調崩すんだよ」
そう言ったら、ちょっとムッとした顔をした。
「違うしっ!」
オレを睨みつけるような視線。
初めて会った時みたいだ。
さっきまでオレのことからかって笑ってたくせに。
コロコロ変わる表情と感情に、オレはついていけないでいる。
「…違うし」
「わかったわかった」
「わかってないくせに、わかったフリすんなバカ!!」
「ぇっ…ちょ、待てよっ」
どうやら怒らせたらしい。
なんで?
オレ何か悪いこと言った?
夜更かしすんなよって言っただけじゃん。
元々の原因のストレスとか疲労が重なれば病気も悪化するから、ちょっと注意しただけじゃん?
……って、
もしかして!?
コンビニから出て行った彼女の背中を慌てて追いかけた。
コンビニ袋に入った弁当が傾くのも気にせずに。
間もなくすぐに見つけた彼女の背中。
「ちょっと待てって!」
声をかけると、逃げる素振りもなく、振り向かず立ち止まった。
その背中に向かって言う。
「もしかして、寝れないとか?」
…うなずいた。
やっぱり。
何か精神的なものがあるなら、不眠症になってもおかしくないはずだし。
「そういうことは、ちゃんと診察の時に言えよ…薬くらい出すし」
こっちから聞かないと答えない。
世話の焼ける患者だ。
「そうやって夜更かししてっから通学中に体調崩すんだよ」
そう言ったら、ちょっとムッとした顔をした。
「違うしっ!」
オレを睨みつけるような視線。
初めて会った時みたいだ。
さっきまでオレのことからかって笑ってたくせに。
コロコロ変わる表情と感情に、オレはついていけないでいる。
「…違うし」
「わかったわかった」
「わかってないくせに、わかったフリすんなバカ!!」
「ぇっ…ちょ、待てよっ」
どうやら怒らせたらしい。
なんで?
オレ何か悪いこと言った?
夜更かしすんなよって言っただけじゃん。
元々の原因のストレスとか疲労が重なれば病気も悪化するから、ちょっと注意しただけじゃん?
……って、
もしかして!?
コンビニから出て行った彼女の背中を慌てて追いかけた。
コンビニ袋に入った弁当が傾くのも気にせずに。
間もなくすぐに見つけた彼女の背中。
「ちょっと待てって!」
声をかけると、逃げる素振りもなく、振り向かず立ち止まった。
その背中に向かって言う。
「もしかして、寝れないとか?」
…うなずいた。
やっぱり。
何か精神的なものがあるなら、不眠症になってもおかしくないはずだし。
「そういうことは、ちゃんと診察の時に言えよ…薬くらい出すし」
こっちから聞かないと答えない。
世話の焼ける患者だ。