歳の差レンアイ、似た者同士。
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いざき先生
今日はいつ終わる?
コンビニで
待っててもいい?
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初めてのメールから数日後のこと。
朝から立て続けにデカいオペに入って、ヘロヘロになりながらたどり着いた医局。
やっべぇー…今何時だ!?
「道重ぇぇ!!」
半分寝ながら論文をまとめている道重を揺り起こす。
「…なに…」
明らかに不機嫌だけど。
この際構わない。
「術後管理、1時間だけヨロシク!!お前得意分野だろ!?」
「はぁ~…?当直の先生に頼んだら?」
「1時間だけだから!!」
「アイス」
「アイス!?」
「ピノでいい」
「わかった!!」
コンビニへ走る。
間もなく見えてきた、その姿。
「ごめんっ…」
「走ってきたの?」
雑誌を手にしたまま、涼しげに振り返る彼女。
まるで別世界みたい。
「先生っていつが休みなの?」
「休み?一応土日祝だけど…なんで?」
「元彼に会う時さ、彼氏のフリしてほしい」
「いつ?」
「今度の日曜」
「うーん…努力する」
休みなんて、あって無いようなもんだしな…。
いざき先生
今日はいつ終わる?
コンビニで
待っててもいい?
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初めてのメールから数日後のこと。
朝から立て続けにデカいオペに入って、ヘロヘロになりながらたどり着いた医局。
やっべぇー…今何時だ!?
「道重ぇぇ!!」
半分寝ながら論文をまとめている道重を揺り起こす。
「…なに…」
明らかに不機嫌だけど。
この際構わない。
「術後管理、1時間だけヨロシク!!お前得意分野だろ!?」
「はぁ~…?当直の先生に頼んだら?」
「1時間だけだから!!」
「アイス」
「アイス!?」
「ピノでいい」
「わかった!!」
コンビニへ走る。
間もなく見えてきた、その姿。
「ごめんっ…」
「走ってきたの?」
雑誌を手にしたまま、涼しげに振り返る彼女。
まるで別世界みたい。
「先生っていつが休みなの?」
「休み?一応土日祝だけど…なんで?」
「元彼に会う時さ、彼氏のフリしてほしい」
「いつ?」
「今度の日曜」
「うーん…努力する」
休みなんて、あって無いようなもんだしな…。