戦えよウルトラ・マンタロウ
怪獣大戦争2。

面倒くさがり屋のウーマンマン星人は、電力量をたくさん使用している。これでは、病院の電力供給が追いつかない。

マンタロウは、脳や身体の検査を受けた。その後、手術室に入った。手術が始まった。ところが、全病院内が突然停電した。

ブレーカーが飛んだ。ウーマンマン星人の使用量が多くて、とうとう電力の供給が停止されてしまったようだ。

一方、原子力発電所も、供給に追いつかなくなってしまった。それは、「奴隷怪獣ゲンパツ」が電力を発電していた。その怪獣も、疲れきっていた。ヒーハーフーハー。

奴隷怪獣ゲンパツ「日本中にいるウーマンマン星人が相手では、俺1人では供給できないよー。もっと、原子力発電所を増やしてくれよー」

ウーマンマン星人が電力を酷使しているのであって、日本人の女性・おばさんたちが決して酷使しているわけではない。

手術室は真っ暗だ。こういう時に限って、自家発電が稼動しない。日頃の点検が、できていないようだ。原因は、「奴隷怪獣ジカハツデン」が、さぼっていたようだ。怠け者だ。

暗闇の中で医者は、マンタロウの「突き指」を直すのであった。イテーっ! 手術するほどの治療ではない。大げさな、マンタロウだな。

大学病院が、ウーマンマン星人によって感染した。「オバサン・ウイルス」に感染した。ワクチンがない。

「巨大怪獣ダイガクビョウイン」は、とうとう下痢をおこして閉院に追い込まれるのであった。ウーマンマン星人は、厚かましく、図々しく、根性が座っているのでワクチンは効かないようだ。

マンタロウは、将来、ウーマンマン星人と戦って勝てるのであろうか。戦う前に、きっと逃げることであろう。おばさん、怖い。
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