戦えよウルトラ・マンタロウ
おばさん仮面21-1
ガンバラナイ星人。
神奈川県、厚着基地周辺。

巨大化したウルトラ・マンタロウとガンバラナイ星人が、戦っている。ガンバラナイ星人は、20歳の魅力的な美しい女性だ。

ガンバラナイ星人「死ね、マンタロウ。惰性ビーム」

ガンバラナイ星人は、ビームガンでマンタロウの胸を撃った。
マンタロウ「ウワー、助けてくれー」

マンタロウの命が危ない。絶体絶命だ。というより、もう戦う気力がない。やる気を失った。何事にも、怠慢になってきた。

かったるい。だるい。元ニートだけに、仕事をすることが嫌になった。引きこもりになってしまった。もう、戦えない。ダラダラ。

困ったことに、厚着基地の隊員たちもやる気がなくなっていた。ガンバル気持ちがない。

その時、街の一角でセーラー服を着た、一人の麗しき少女が立ち上がった。星子だ。

星子「あたしがお相手するわ。司令官に代わって、体罰を食らわすわよ。ヘンシーン!」

星子は高く飛び上がり、クルッと一回転して変身した。地球を救う、美的少女セイコだ。


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