戦えよウルトラ・マンタロウ
サタン星人。2

横浜市、外人墓地。

巨大化したマンタロウが、巨大怪獣コワスゾーと戦っている。苦戦している。怪獣は、マンタロウよりも強い。地球が、危機に瀕している。ウワーっ。

宇宙。

そこへ、宇宙の彼方から、エンゼル星人が地球に向かっている。大きな白い羽を広げて、飛んできている。エンゼルは、マンタロウの小学校時代の友人だ。マンタロウを助けるために、向かっているのだ。ビューン。

エンゼル「マンタロウ、待っていろよ。俺が、お前を助けてやる」 

地球。日本。外人墓地。

マンタロウが、フラフラになって戦っている。もう、倒れそうだ。空から、エンゼルがやって来た。助けにやってきた。2人で戦えば、これで怪獣コワスゾーを倒せる。

しかし、エンゼル星人は着地に失敗した。着地というより、落ちてきた。落下にちかい。マンタロウを直撃した。2人は地面に倒れた。マンタロウは、腰を痛めた。エンゼルは頭を打った。イタタのタ。

マンタロウ「バカやろう。きちんと、着地しろよー。何で、俺にぶつかるんだよー」

エンゼル「明日から、堕天使と呼んで…」

マンタロウ「お前は、サタンか…」

エンゼル「良く見破ったな。俺は、サタン星人だったのだ。明日から、地球を征服してやるー。ハハハハハ」

怪獣コワイゾーは、サタン星人の奴隷になってしまうのであった。

< 3 / 68 >

この作品をシェア

pagetop