戦えよウルトラ・マンタロウ
怪獣アタシサビシイノ。33-2
横浜市 巨大ショッピングセンター

マンタロウは、全然怪獣Eと戦おうとはしない。マンタロウは、4頭の若い女性怪獣と戦っている。下半身を、痛めつけられている。

でも、気持ちいいー。こっちのほうが、楽しい。もう、笑顔で戦っている。デレデレ。多少、ソフトSM的な行為で攻撃されて喜んでいる。

人妻には、全く関心はない。あきらかに、女性差別だ。マンタロウは、簡単に4頭の怪獣に倒されてしまった。

倒されても、ニコニコしている。恍惚の表情を浮かべている。もう、立ち上がる気力がない。バテた。

4頭の怪獣は、巨大ショッピングセンターを破壊尽くしてから宇宙へと、飛び去っていくのであった。

一方怪獣Eは、1人で半径1キロ以内を破壊して、ストレスを発散させた。誰からも相手にされないと、もうおばさんになるしかない。そして、宇宙へと泣きながら飛び去って行くのであった。

帰ると、専業主婦の仕事が待っている。炊事洗濯家事掃除。アホ亭主のために、食事を作らないといけない。刺激が欲しいー。

マンタロウは、負けてもウヒウヒと思い出し笑いをしている。キモイ。全然、役に立たない戦士である。さーてと、仕事が終わった後は、飲みにでも行こうかな。




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