戦えよウルトラ・マンタロウ
怪獣キグルミ2。
怪獣キグルミは、マンタロウの背中のジッパーを下げてあげた。ジーッ。するとマンタロウは、脱ぎだし始めた。これは「着ぐるみ」だった。
マンタロウは変身ではなく、モビルスーツを着脱しているようだ。脱ぎ捨てると、白いTシャツと短パンをはいた、中年の男性が出てきた。汗をいっぱいかいている。モワーンと、悪臭がただよっている。汗臭い。
マンタロウ「いやー、暑いですねー。これを着ていると、3分が限界なんですよー」
モビルスーツの胸には、丸い時計がある。長針・短針のある3分間用のアナログ時計だ。
怪獣キグルミは、アナログ時計を押してみた。モーターが回った。ウィーンという音とともに、さわやかな風がモビルスーツ内からあふれでてきた。
マンタロウ「あれ、こんなところに、冷暖房スイッチがあったんですか。今、知りましたよ。ハハハハハっ」
マンタロウは、笑ってごまかしている。
怪獣キグルミ「あの、済みません。ついでに、私のジッパーも下げてもらえませんか」
マンタロウ「あー、いいですよ」
そう言って、マンタロウも怪獣キグルミの背中のジッパーを下げてあげた。男性の背中が見えた。着ぐるみを脱いで、出てきた。怪獣のお面も、脱いだ。人間だ。
2人の子供が、呆然と見ている。スーパーヒーローのイメージが、台無しだ。
母親「子供たちの夢を、壊すなー」
怪獣キグルミは、マンタロウの背中のジッパーを下げてあげた。ジーッ。するとマンタロウは、脱ぎだし始めた。これは「着ぐるみ」だった。
マンタロウは変身ではなく、モビルスーツを着脱しているようだ。脱ぎ捨てると、白いTシャツと短パンをはいた、中年の男性が出てきた。汗をいっぱいかいている。モワーンと、悪臭がただよっている。汗臭い。
マンタロウ「いやー、暑いですねー。これを着ていると、3分が限界なんですよー」
モビルスーツの胸には、丸い時計がある。長針・短針のある3分間用のアナログ時計だ。
怪獣キグルミは、アナログ時計を押してみた。モーターが回った。ウィーンという音とともに、さわやかな風がモビルスーツ内からあふれでてきた。
マンタロウ「あれ、こんなところに、冷暖房スイッチがあったんですか。今、知りましたよ。ハハハハハっ」
マンタロウは、笑ってごまかしている。
怪獣キグルミ「あの、済みません。ついでに、私のジッパーも下げてもらえませんか」
マンタロウ「あー、いいですよ」
そう言って、マンタロウも怪獣キグルミの背中のジッパーを下げてあげた。男性の背中が見えた。着ぐるみを脱いで、出てきた。怪獣のお面も、脱いだ。人間だ。
2人の子供が、呆然と見ている。スーパーヒーローのイメージが、台無しだ。
母親「子供たちの夢を、壊すなー」