水月蝶
でも内心気になる瑞希…

でも、あんまりめんどくさぃ事にはまきこまれたくないから、普通にスルーしようとした…その時

先輩たちがみんなでこっちに来た。9割以上が女 の先輩。その中には、前に教室に来たやつらもいた。


「おい!お前ら…空くんと海行っただろ」

先輩でも空…くんなんだ。

「行ったよ!」

蓮哉が言った。

「お前わ男だから関係ない。こいつらに言ってるんだよ」

「いっ…」

莉沙が言い出した時、いつも臆病な私も横切って言ってみた。

「行ったよ!」

すると、その態度にももちろん、海に行った事に先輩がきれたらしい。

「生意気ッ!!調子にのんなよッ!!」

もう少しでなぐられそうなとき、空の家の車が到着した。
< 26 / 41 >

この作品をシェア

pagetop