無謀な恋
「中谷さん、この子よろしく」
「はーい!
じゃ、こっちの部屋に来て」
「麻実、行くよ」
「えっ!?
ちょっとさっきから意味分かんな…」
侑司に手を引かれながら、1つの部屋に入った
そこは………
メイク室だった……
「す、すごっ……」
「あなた、名前は?」
「えっ…あ、早川麻実です…」
「麻実ちゃんね
じゃあ、その椅子に座って」
「は、はい…」
それから、されるがままにメイクをやられた
なんで私………
メイクされてるの……?
―数分後
「はい、できた!」
「………」
私は思わず絶句した…
だって……
鏡に映ってる自分の顔が別人だったから
って、これ本当に私!?
あ、有り得ない…
メイクってすごいけど……
詐欺だよ、これじゃあ…