無謀な恋
「顔真っ赤にして、涙目で上目遣いでそういう事言って…
俺の理性ぶっこわす気?」
「べ、別にそんなんじゃ…っ」
「1つ良い事教えてやるよ」
「え?」
「俺が何でモデルをするの反対したか分かるか?」
「あっ、それ気になってた」
「それは……
麻実の可愛い顔を見られたくなかったから」
「えっ////」
「麻実が載ってる雑誌の噂が広まった時、あんなにキレてたのも、嫉妬してたから」
「……っ////」
「だから、麻実だけがドキドキしてる訳じゃねぇからな
俺だって、ほら」
「うわっ!」
侑司は私の頭を自分の胸に押し付けた
ドクンッ...ドクンッ...ドクンッ...
あ………本当…
私と一緒だ……
「これで分かったか?」
「う、うん……
侑司………」
「ん?」
「………大好き…」
「俺も」
そして、私達はもう一度キスをした……
END