無謀な恋
ザワザワ...
「おい、まだ来ないのか?」
「もう30分も遅刻ですよ」
なんだか騒がしくなってきた
どしたんだろ……?
まぁ、私には関係ないか
「どうするんだ?」
「誰でもいいから代わりはいないのか?」
更に騒がしくなってきた時、侑司が私の方に向かって来た
すると、急に私の手を引っ張って
「代わりならいますよ、ここに!」
「は?
一体何の話してんの?」
「侑司くん……
その子では、いくらなんでも…」
「これならどうですか!?」
「うわっ!
ちょ、ちょっと……!」
突然侑司に掛けていた眼鏡を取られた
「「「っ!!!!」」」
「ね? 大丈夫でしょ?」
「ちょっと侑司!
眼鏡返してよっ!」
「よしっ、しょうがないから君でいこう!」
「は? 何が?」
ちょっと偉い感じの人が私を指差して、意味分からないことを言った