恋しても良いですか?
☆ぷろろーぐ
教室の窓際の1番後ろの席、屋上、そして自宅の自室……そこが唯一私が人と絡まなくて済む場所だった。
でも、本当はどんな私でも受け入れて欲しかったのかもしれない。
そんな私に…ただ1人話しかけてくれて、受け入れてくれる人が現れた。
それは………晶。
晶は、飾らない私を好きになってくれた。
仕事は好きだけど、モデルとかタレントじゃない私を好きになってくれたら、それで良かった。
でも、神様が時に残酷なのを私は知ってる。
私に1つ欠点を与えたんだもん。
それは私の思い描いていた一生を揺るがすものだった。
でも、晶……。
晶に出逢えて良かったよ。