【完】俺ちゃまヤンキーと清純女子 夏期講習編
連れてこられたところは、塾。
何で、ここなのか、わからない。
自慢じゃないけど、私は勉強はできるほうだと思う。
私のことなんてほって、お母さんは建物の中に入っていった。
仕方なく私も入って行った。
すると、愛花さんに殴られたであろうボロボロになった翔君がいた。
もちろん愛花さんも。
「あっ。来た来た。」
「久しぶりね。愛花ちゃん。」
「久しぶりだわ。後でたっぷりおしゃべりしましょう」
なんだ。しゃべるだけか。
じゃあ、何で私呼ばれたんだろう。
「じゃあ、翔と柚恋ちゃんは教室行っておいで。」
へ?
「じゃあ、行くか」
なんていいながら、翔君は私の手をひく。