【短編】白姫と黒王子


――放課後


ほとんどの人は部活をやっている。

「私もそろそろ帰ろうかな」


そう思った時、



ガラ…ッ

「…あ。」

ぅそ…


「あ、真山サンだ☆」

く、黒王子…!!
早くこの場カラ去りたい…ッ!!

「の、野崎クン、さ、さよ-なら!」

明るく笑顔で言い、反対の教室のドアカラ出ようとした。


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