【短編】白姫と黒王子


「俺言ったよね?二人きりになれる場所に無理矢理連れてくって」


「え…ッもぉ!?」


「うん♪」


そう言ってドンドン私の方に寄って来る。


「あ……」


「あれ?嫌なら今逃げてイイんだょ?」

隆クンは私のコトをからかいながら、

わざとゆっくり歩いて来る。


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