京都マーブル・ラブストーリー

その後姿を見ながらホッとアタシは息をつく。

助かった…。



「サナから腕組んでくれて大歓迎」

その言葉にハッする。

さっき彼の声聞いて思わず腕掴んだんだった。


「わわわ…ごめん!」

アタシはそう言って慌てて離す。


「なんや、終わり?
俺的には大歓迎やってんけど?」


えっと、でも、そういうのって…。

ホントもうアタシ何やってんだろ。


< 155 / 337 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop