京都マーブル・ラブストーリー

なんとなくわかる。

少しずつ惹かれていっていること。


多分アタシはこの人だけをずっと好きでいられる。


こうして同じ時間を過ごして。

彼の側で。

彼の笑顔を見て。


でも彼は…。


上着で顔を隠しながらそっと彼の顔を見上げてみる。

自分から見上げといてドキッとして慌てて目を逸らす。


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