京都マーブル・ラブストーリー

「アタシ…
ひとりで帰る」


「え?」


「アタシやっぱりひとりで帰る」


まともに彼の顔が見れない。

きっとアタシ今すごくいやな顔してると思う。
見られたくない…。


彼がアタシの腕を掴む。

「なんやねん、急に。
意味わからへん」


「離してや、
とにかく用事思い出したから1人で帰る」


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