京都マーブル・ラブストーリー


ゆっくりと布団を被る。

今だけ。
今だけ。

ぎゅっと目を閉じる。

そして
自分が理解していた以上に彼に惹かれてたこと、
いまさら思い知らされる。


どれだけ時間がたてば彼に出会う前の自分に戻れるんだろ。

どれだけ時間がたてばこのこころの奥の傷は消えるんだろ。



今だけ。
今だけ。




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