天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ
そんな事より、天眞は他にも龍太郎に対して気づいた事があった。
「ひとつ、私達から得られるものを盗むというのは私達を『師』と認めているという事。ふたつ、女の子に付き纏うというのはストーカー行為。丹下は粗暴な上に変態なのね。怖い怖い、色んな意味で」
「誰が変態だっ!色んな意味でとか言うなっ!」
派手に机を引っくり返して龍太郎が立ち上がる。
「その減らず口も含めて、いずれ叩き潰してやるから覚悟しとけや!」
「……」
「無視すんなっ!」
「ひとつ、私達から得られるものを盗むというのは私達を『師』と認めているという事。ふたつ、女の子に付き纏うというのはストーカー行為。丹下は粗暴な上に変態なのね。怖い怖い、色んな意味で」
「誰が変態だっ!色んな意味でとか言うなっ!」
派手に机を引っくり返して龍太郎が立ち上がる。
「その減らず口も含めて、いずれ叩き潰してやるから覚悟しとけや!」
「……」
「無視すんなっ!」