美神 ~女神との邂逅・そして肉体を抜け出し幽体となった私が最後に鏡の中に見た自分の姿とは・・・
 でもそれらのきらびやかで
華々しい物たちも

今の私には何の関係も無い
何か余所余所しい物に感じられ、

まるで全てが他人事の様でした。


私は自分の目の前を
行き交う人々に目を遣ると、

目の前を通る人々が放つ
明るく輝く光に目を
奪われるようになり、

それを食い入るように
見詰めていました。


でもそれと同時に、
私はある特殊な感じに

襲われてもいたのです。
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