君は天使
思い出。
♪ ♪ ♪
「ふぁああ・・・」
あくびをひとつして学校へ行くため扉を開ける。
いつもと変わらない。なのに、
昨日は何故か床で寝てて、何かを忘れてる気がした。
それが、なんなのかわからないけど。
肩を鳴らし、体をほぐす。
床で寝たせいで体が痛い。
「・・・なんで床でなんか寝たんだろう・・・」
そうこう考えてたら学校につき誰かが後ろから抱きついてきた。
腕に柔らかな膨らみがあたる。
「港太くん!!おはよう!!」
振り返ってみたら白波瀬はこちらを見上げて微笑んでいた。
「・・・!!」
かぁああっと顔が赤くなるのがわかる。
「ね?1時間めサボらない?」
甘く囁く白波瀬。
頭がくらくらする・・・・。