甘い時間をください。



そう言われて当たり前だ。

でも、少しどこかで何かを期待してた自分がいた。

胸がずきずきする


好きな人に拒否される悲しみをあたしは初めて知った。

涙が止まらない。

好きの気持ちはこんなにもあたしを苦しめる。

―好きなのに


互いが思い合っているのに心が交わらない。

どうして上手くいかないのだろう。


恋は傷ついて知るもの。

誰かがそう言ってた。


あたしは儚い夢でも見ていたのだろうか?

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