Nostalgicな祭りのあとで
「ヤバイ!」
「うそ、帰ってきたじゃん。」

陸と大樹は慌てて電源を落とす、がウィルスチェックの更新が始まり中々落ちない。

ドアの外では七菜が頑張っていた。

「先生、実は舞台の事でご相談があって。」

「すまないが、担任の先生に言ってくれないか。私は用があるんだ。」
教頭は鍵を取り出して、七菜の横を擦り抜けた。

「ダッダメなんです、先生じゃなきゃ嫌なんでーすーぅっ!」

「!」
「馬鹿、笑うなよ、七菜僕らのために一生懸命やってんのにっ。」
「だって、キャラ変わって・・!」

ガッ!

陸の体がぶつかった。

机に置かれた花瓶がぐらりと傾く。

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