運命 ―輝く未来へ―
良太「よし、これで大丈夫!」
悠太「ほんとにごめんね、怪我なんてさせちゃって…」
悠太くんはほんとに申し訳ないという口調と眼差しで謝ってきた。
その整った顔立ちで、何人の、いや何百人の女の子を虜にしたのやら…
と、つい考えてしまうほどの整った顔立ちに一瞬焦った。
稟「あ、いえ、見えないところだし全然大丈夫です。ただのかすり傷なのに手当てまでしてくれてありがとうございました。では…」
こんなに美形が揃ったところにいるもんじゃないなと、一刻も早くこの部屋から出ないといけないんじゃないかと思った。
モデルさんで美人な方はたくさんいてもう慣れっこになったけど、美形の男の人がたくさんいるのはあまり慣れてなくてなんか変な感じ…。
ドアに手をかけて出ようとしたのだが…
「待ってっ」