少しドジな王子様*
「本間、お前はいつもうるさいぞ」
「いいやん先生、新しいトモダチ、やで?」
先生も夏海のキラキラした目に負けたのか
はぁ~と呆れた顔で溜息をついた。
そして私と目が合うとにこっと微笑んだ。
キュン―――
なんてかっこいいんだろう
ほんと顔が整ってるよ・・・・・
「・・・・咲、美咲?」
「え、あ、ご、ごめん!」
私は夏海に変なのーといわれて
冷や汗を流しながら席に座った。
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