君と私の交差点
「隣に越してきた、鈴木と言います。今後宜しくお願いします。」

「こちらこそよろしくお願いします。」

「あ、そうだこの子、未散といいます。中学3年生なのですがー…」

「それならこの子もですよ!…ほら、紗柚挨拶しなさい。」
 
「こ、こんにちは…」

何気なく挨拶した。

「紗柚ちゃん…できたっけ、この子初めてこの町にきたもので…よくわからないんですよ。」

「…なので、案内なども兼ねて、一緒に登下校させてもらってもいいでしょうか…?」

え…一緒に…?

「いいですよ!是非そうしてやってください!この子も人見知りの方なので…いい機会になると思いますし。」

「そうですか!ではよろしくお願いします!」

待って…じゃあいつもとは違くなる…ってこと…?

言えなかった。

今更反対なんて……。

私、これからどうしたらいいんだろう…?
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ツンデレ王子様ッ★

総文字数/627

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop